鐘が鳴る頃のそっと吹き抜ける時事ネタ

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プラズマの雲をアウトバーストするブラックホール

プラズマの雲をアウトバーストするブラックホール

ブラックホール

ブラックホールと言えば非常に高密度で強力な重力のために、光さえも一度入り込むと出られなくなるほど密度が高い天体で、全ての物質を飲み込むイメージがあるのですが、非常に珍しいプラズマの雲をアウトバーストするブラックホールが発見されたのだそうで、地球からおよそ8000光年離れた場所に存在し、404シグニと呼ばれる珍しいブラックホールを発見したと国際研究チームが報告していました。

この404シグニと呼ばれるブラックホールは、一応周りの天体やガスなどを飲み込んで物質の渦を形成しているそうですが、ブラックホールとの間にスレがあるため不安定となり、様々な方角へプラズマの雲のジェットを噴出させるアウトバーストしているのだそうで、詳しくは分かりませんが、この現象はアインシュタイン相対性理論によるのだそうです。

ブラックホールから何かが噴出するとすれば、全ての物を吸い込むブラックホールに対し、物質を放出するホワイトホールのように思ってしまいますが、ぐらつきによってブラックホールからでもプラズマの雲が放出されることもあるようです。

つまり404シグニと呼ばれるブラックホールでは、全ての物を吸収するところから、時として放出されることもあるということで、過去には約2週間も光を放つアウトバーストが発生し、世界中の天文マニアが暑くなるほど好評な現象だったようで、この先もまた発生するかもしれません。